ヴァイオリンを広瀬八朗、海野義雄、ティボール・ヴァルガ、室内楽を青木十良の各氏に師事。
英国Licentiate of the ROYAL SCHOOLS of MUSIC演奏家ディプロマを取得。
イギリス、アイルランド、スペインの血を引く母(ニュージーランド生まれ、ピアノと作曲を専攻)より音楽の手ほどきを受け、5才からヴァイオリンを始める。
幼時より江藤俊哉氏(NHK教育テレビ、バイオリンのおけいこに7才の時半年間生徒として出演)やサー・ユーディー・メニューヒンより才能を認められる。
10代後半スイスにて奨学金を得てヴァルガのもとで研鑽を積み、メニューヒン国際アカデミー夏期講習でもメニューヒン他から指導を受ける。
その後日本国内にて、日本演奏連盟、NHKそれぞれのオーディションに合格し、東京文化会館における「えんれんコンサート」、NHK・FM「フレッシュ・コンサート」に出演。東京交響楽団「若きソリスト達のコンサート」では秋山和慶氏の指揮によりプロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番を、また名古屋フィルハーモニー「中電コンサート」では飯守泰次郎氏の指揮によりチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲を演奏する等、ソリストとしても活躍し、リサイタルは1986年より毎年開催している。
1996年アンサンブル☆ステラを結成、1998年より毎年カルテットを中心としたプログラムの自主公演を行う等、室内楽の分野でも幅広く活動しており、青木十良氏より教えを受けた仲間達によるグリューネンバウム・アンサンブルのメンバーでもある。
また2005年以来、モダン・ヴァイオリンとリュートによるアンサンブルという試みを展開し、高い評価を得ている。オーケストラにおいては、各地のスクール・コンサートやオペラ等でコンサートマスターを務め、特にオペラの分野では数々の作品の日本初演に携わる等、信頼を得ている。
オラトリオ・シンフォニカでは、ハンス=ヨアヒム・ロッチュ氏指揮のマタイ受難曲で2度に渡り第2オーケストラのコンサートマスターを務め、好評を得ている。